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2017.01.31
Tuesday

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こちらは、岩下さんが紋紗に染めた江戸小紋です。紋紗とは、夏物の紗の生地に地紋が織り出されてるもの。それだけでも夏の着物地として着ることが出来ますが、岩下さんの仕事は、その生地の上からさらに江戸小紋を染めて贅沢な仕上がりになってます。夏のお着物で仕立てても素敵なのですが、あえて羽織でのお仕立てをお勧めします。紋紗の羽織は、軽く透けそうで透けないので、春先から夏の塵よけに、そして秋まで幅広く着れます。実際に着てみて本当に便利な羽織です。今回は、年に20本しか作れない紋紗の江戸小紋も出来るだけ数多く持ってきてくれる事になりました。ぜひご覧下さい。

2017.01.30
Monday

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着物と帯は、岩下江美佳さんの染た初期の頃の江戸小紋になります。今もそうですけれど、最初に岩下さんの作品を見て思ったのは、色が繊細で綺麗な事。江戸小紋は、鮫・行儀・縞などのスッキリとした無地の感じの着物という認識でしたので、岩下さんが染める優しい色合いと柄の大きさのバランスは思わず着てみたいと思えるものでした。もちろん、今でも変わらずに綺麗で優しい色づかいですが、最近は、ちょっと大胆な色づかいもあって作品の幅が広がったように思います。が、しかしすぐに作品がお嫁に行ってしまってなかなか一堂に見ることが出来なくなりました。今回は、あえてoteshioに新しい作品を持ってきてくれます。ありがたい事です。2月16日から18日の短い間ですが、楽しみにしています。

2017.01.29
Sunday

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シルクカンタで作ったoteshioのオリジナルの半幅帯です。カンタとは、インドの刺し子のこと。すべて一針、一針手縫いになります。本当に気が遠くなりそうです(笑)そのカンタを半幅帯にしました。2月21日に発売される「大人きものおしゃれ辞典」にもご紹介していますが、大人の半幅帯はとても便利です。そもそも半幅帯の方が名古屋帯より歴史が古くスタンダードな帯と言えます。その半幅帯を使わないなんてもったいない!でも、締めたい半幅帯が無い!!という発想で作った半幅帯です。この素材感ですと、紬だけではなく小紋や色無地まで難なく締めることが出来ます。ぜひ、大人の半幅帯をお手にとってご覧ください。他の地域の方でご興味がある方は、お気軽にcontactページよりお問い合わせ下さい。

2017.01.27
Friday

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・着物 江戸小紋 (付け下げ)

・帯  江戸更紗 名古屋帯

・単衣羽織 江戸小紋(菊柄)

写真のコーディネートは、すべて岩下 江美佳さんの作品になります。岩下さんが伝統工芸士になり、oteshioで展示会を行って10年になります。伝統工芸士になってから毎年oteshioに来て下さり、今では、全国的に人気作家になった岩下さん。何時もoteshioのお客様と一緒に応援してきました。その、岩下さんの10年の集大成を、16日からの展示会で、皆様に見て頂きたいと思います。そして、まだ岩下さんの作品を見ていないお客様。今回は、いつもの展示会より多く作品が来る予定です。ぜひ、この機会に女性が染める女性の為の江戸小紋をご覧下さい。

尚、お買い上げのお客様には、岩下さんから素敵なプレゼントがあるそうです。何でしょう・・楽しみですね!

 

2017.01.27
Friday

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時間ができたので、本を整理していたら、上橋菜穂子さんのサイン本が出てきました。8年前に出版した「バルサの食卓」でご一緒した時のものです。

「バルサの食卓」では、器や布のスタイリングを担当しました。最初は、児童文学でファンタジーと聞いて、何処から手を付けたら良いのかわからなかったのですが、原作を読んだらもう・・原作の力が強く、グイグイとその世界の中に入っていった感じです。実際に上橋さんとお逢いして、イメージを聞いて楽しいお仕事でした。でもその時は、その後自分の本が世に出るなんて夢にも思わずにいました。不思議ですね。これからも、まだまだ色々な事がありそうです。

2017.01.26
Thursday

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今日のインスタグラムのコーディネートは、大寒の装いとして「寒い中にも春!」をポイントに帯締をつつじ色。帯揚げは青磁色と桜色のぼかしでoteshioオリジナルになります。72候を意識するようになってから、大寒や大暑などの季節の変わり目の時期がとても、気になるようになりました。着物・帯はそのままでも、小物を春らしくするだけでもワクワクしますね。そのワクワクが次の季節にも繋がってくると思うのです。着物を着る事は、季節をまとう事。着物・帯はそのままでも、工夫をして季節を楽しんでいきたいですね。