2026.06.28
Sunday
沖縄の染と織|壁上布との驚きの出会い
[ 2026 かなさ綾布展 ]

たくさんの壁上布を見て、驚いている私!
いよいよ、大城幸司さんの登場です。
初めてお会いしたのは、
糸満にある宜保聡さんの工房でした。
その日、大城さんはたくさんのダンボールを抱えてやって来ました。
そして、その中から次々と出てきたのが、
壁上布と呼ばれる織物の数々でした。
当時のおてしおでは、
古い着物も扱っていました。
そのため私にとって壁上布は、
「壁紗」という名前の方が馴染みがあり、
もう作られていない織物だと思っていたのです。
「壁紗ですね」と、言うと
今度は、大城さんが驚いた顔で
「知っているんですね」と、おっしゃいました。
お互いに、本当に驚きました。
憧れの「壁紗」が、今まさに織られている壁上布が
まるで当たり前のようにダンボールの中から現れるのです。
お話をうかがうと、
「昔からずっと作っていますよ」
とのこと。
私にとっては、
宝物の詰まった箱を開けるような時間でした。
そして、その場で
「ぜひ、おてしおで展示会をしてください」
とお願いしたのは、
言うまでもありません。
この出会いが、
おてしおにとって沖縄の織との新しいご縁の始まりとなりました。



