2026.06.25
Thursday
沖縄の染と織|藍型という挑戦
[ 2026 かなさ綾布展 ]

宜保さんの工房の藍甕
宜保さんが沖縄の琉球藍を使い、
ご自宅に藍甕を据えて本格的に藍型(えーがた)を始めたのは、
たしか2017年頃だったと思います。
翌年の展示会では、
持って来てくださった作品の半分以上が藍型でした。
正直、とても驚きました。
あれほど鮮やかな紅型を作っていた宜保さんが、
今度は藍だけで表現しようとしていたからです。
同じ型紙を使っていても、
紅型とはまったく違う表情が生まれます。
そして何より、
宜保さんご自身がとても楽しそうでした。
染めるたびに新しい発見があり、
新しい表現が生まれる。
そんな喜びが、
作品からも伝わってきたのを覚えています。
常に進化を続ける宜保さんの作品を、
お客様と一緒に毎年見ることができる。
それは私にとって、
とても幸せなことです。
お客様と作家さんの楽しそうな会話。
その輪の中で、
新しい作品が生まれ、
また次の挑戦が始まる。
「おてしお」がそんな場になれたら。
それが私の一番の願いだったように思います。
今年もまた、
宜保聡さんと大城幸司さんの新しい作品が沖縄から届きます。
お客様と作家さん、
そして作品との出会いを楽しみに、
「沖縄の染と織」展を開催いたします。
続く・・・



