2026.06.23
Tuesday
沖縄の染と織|marumas.fabという挑戦
[ 2026 かなさ綾布展 ]

丸正織物工房は、長く南風原で織物を作り続けてきました。
壁上布をはじめ、多くの着物を織り、多くの経験を積み重ねてきた工房です。
その丸正織物工房が、新たに挑戦したのが marumas.fab です。
世の中には、美しい友禅があります。
有名産地の紬もあります。
リサイクル市場にも、良い着物はたくさんあります。
それでも、おてしおは、
今のお客様が本当に探しているものは別にあるように思うのです。
浴衣は持っている。
でも、その先に着るものがない。
気軽に着られて、
おしゃれで、
今の暮らしや季節に合う着物。
美術館へ行く日。
友人と食事をする日。
旅先を歩く日。
そんな日に自然と手が伸びる一枚です。
しかし、本当の問題は着物そのものではありません。
着物を着たい人はたくさんいます。
けれど、
毎日着物のことばかり考えているわけではありません。
仕事もある。
旅行もする。
友人とも会う。
そんな普通の暮らしの中で、
無理なく続いていくものを探しているのだと思います。
だから求められているのは、
一枚の着物ではなく、
着物を続けられる仕組みなのではないでしょうか。
marumas.fabは、
伝統的な技術を土台にしながら、
軽く、着やすく、日々の暮らしの中で楽しめる着物を目指しています。
それは新しいデザインへの挑戦というより、
これからの時代の定番をつくる挑戦なのかもしれません。
実際の作品写真は、こちらからご覧いただけます。



