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2016.06.06
Monday

草履の事。続き・・

IMG_2478

昨日は、鼻緒のお話で終わりましたが、例えば、最低どのはき物がいるのか?まずは、草履です。結婚式、結納式、成人式等々にしか着物を着て参加する事がないのなら、鼻緒は、思いっきり金銀を使った華やかな物が良いでしょう・・でも、他の時でも兼用したいのなら、名物裂の様な織りのものか、若干金銀が入っているものでよそ行き感のあるものがオススメです。台の素材は、エナメルや、つや消しのものや、本当に色々ありますが、皮製品で薄いピンクやグレー等、最初の草履の台の色には凝らずに、鼻緒で個性を出したほうがいいと思います。そして、一番大切なのは、サイズ感、かかとが少し(5〜6ミリ)くらい出る様に鼻緒をすげてもらいましょう。草履の中に足がすっぽりと入ってしまいますと、歩いていて着物の裾を踏みますので、着崩れの原因になります。

写真は、私の防寒草履ですが、その鼻緒が名物裂の龍村、獅噛文長斑錦(しかみもんちょうはんきん)になります。