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2019.02.24
Sunday

着物 本藍色無地
帯  染名古屋帯(岩下江美佳 作)
羽織 紋紗江戸小紋(岩下江美佳 作)

昨日で「あいおもい・札幌展」無事に終わりました。皆様、本当にありがとうございました。開催中に地震などあり、本当に何が起こるかわからない毎日の中で、お着物と過ごす日々が大切に思えた展示会でした。写真は、前回、前々回で揃えてくださった着物・帯・羽織をお召しになったお客様。本当に素敵で、岩下さんもとても喜んでいましたね。実際に着ていただいてそれを拝見出来るのは、本当に嬉しいことです。ありがとうございます。今回は、新しいお客様も沢山いらしていただきました。初めてのお誂えの着物をどこで選ぶかは、とても大切なことなので、今後少しでもそのお手伝いが出来ればと思います。来年も岩下絵美佳さんがoteshioにいらして下さいます。また、来年の岩下作品に逢いにいらして下さい。

2019.02.16
Saturday

もう来月は3月。お雛祭りですね。3月3日(日)18:30分から、札幌キタラ大ホールで、札幌室内管弦楽団の演奏会がございます。日曜日なので、お着物で参加される方は、oteshioで着付けを致します。チケットもoteshioにございますので、ご興味のある方は、ご連絡下さい。札幌室内管弦楽団は、以外と、演奏中に化けてくれるので、クラッシックは、初めての方にも楽しめます(笑)お着物でご一緒しませんか?ご連絡お待ちしています。

2019.02.10
Sunday

今年から、なるべく土曜日は、着物通勤しようと思っています。ここのところ最高気温がマイナス10度近い日が続いていますが、着物は、意外と暖かいです。中に沢山着ても着膨れしないのが良いですね。こちらの龍の帯は、若い時は黒っぽい着物に合わせていましたが、流石に最近は、貫禄が出過ぎてしまって・・・でも、締めたい!!着物を柔らかい色にしたら、帯の激しさを抑えることが出来て、逆に今の私にぴったり!!なぁんて、思いながら着てみました。年を取る楽しみが着物にはありますね!そして、キツネの襟巻きです。あまり毛皮は好きではないのですが、ひょんなことから、私の手元に来てくれたキツネさんなので、大切にしています。とにかく、ありがたいくらい暖かいです。よく、コハゼと間違えて「いつまで、そんなところに寝ているの?」と、話しかけています。そして、話しかけている自分に、いつもビックリ!!しています(笑)

2019.02.08
Friday

今日(8日)は、自宅付近、吹雪のためJRが動かず、臨時休業致しまして、申し訳ございません。オマケに平成の大寒波が来ているそうで・・・今年の冬は、厳しいですね。

そろそろ卒業・入学式ですね。お着物をと考えていらっしゃる方、準備はお進みですか?コハゼ店長が言っていた様に、すべて新しく新調しなくても良いとは思いますが、逆にせっかくの機会なので、長く着れる物を求めたい方もいらっしゃると思います。今回の「あいおもい・札幌展」では、その用な方の為に、色無地や江戸小紋を多くご用意致しました。写真の帯は、金色に見えますが、実は、金糸や銀糸を使っていない名古屋帯になります。金糸や銀糸を使っていないと、普段の小紋や紬にも締めることが出来ますので、式典にも、お出かけにも使える便利な一本になります。古いものを大切しつつ、今の着物ライフに合った新しい帯の提案です。ぜひ、ご覧ください。

 

2019.02.07
Thursday

 oteshio店長 コハゼ

これからの卒業・入学シーズンに向けての相談にニャンとかするわ!

Q この春迎える、長男の入卒式の着物じたくの相談です。

私は結城紬を着たいのですが、義母から「紬は普段着だから、色無地か、せめて小紋にしたほうがいい」とひとこと。普段着っていっても、私が持ってる結城紬は祖母譲りの高価なもので、色柄に品もあるから、よそゆき感は十分。でも義母の意見も引っかかり、そんなに気に入ってないけれど無難に色無地か小紋にしようかなぁと迷います。着物を着る機会があまりないので、とっておきの紬を着て、ハレの日のテンションを上げたい気持ちも捨て切れません。自分が気に入った色無地を一枚誂えるのが一番いいでしょうが、コストがかかるしなあ、、、。

 

A あらあら、ニャンという勘違いさんかしら。そりゃあ、常々「おしゃれは自分らしさ」が大事って、あたしはいってるわよ。でもね、ことフォーマルで着るものは、セレクトの軸が違うでしょ。

まず、ベーシックな着物の決めごととして、織りの着物は総じてカジュアルで、染めの着物がフォーマル。昔は紬の訪問着とか、着物通が遊び心で誂える、よそゆき紬もあったわよ。そういう紬は、今どきのおしゃれ感覚が通用するパーティーや慶事なんかでは、なじむ場面もあるだろうし、考え方でも幾分違ってくるわ。でもあなたの義母様のような、昔ながらの感覚の人たちと同席する公の場なら、もっと空気を読みなさい。グレーゾーンの装いをして、あなたは気にならなくっても同伴者が恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。

フォーマル着物のセレクトでは、「自分らしさ」「お気に入り」より先に、「誰のために」着るのかを一番に考えるべき。入卒式なら、主役は子どもでしょう。こういうとき、あたしが爪をたてたくなるのは、着物だろうが洋服のワンピースだろうが、子どもより目立ってる母親ね!!

フォーマルの染め着物や帯を新調するとコストがかかるから、親戚に借りたり古着を利用してもいいんじゃない。大人のおしゃれは割り切りが必要よ。