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2016.10.23
Sunday

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菊の花をデザインした文様で、花びらが幾重にも重なり広がるような構図になっています。その花びらの重なり広がる様子が、動物の狢(むじな)の毛並みに似ていることから、この名になったといいます。なので、狢菊とも書きますが、平仮名のほうが綺麗ですよね。菊は、昔から長寿の意味があるので、吉祥文と言えます。私も、昔から大好きな意匠です。写真の帯は、むじな菊を大胆にあしらってお太鼓のサイドに入っている縞は、前柄は縦に入るように染められています。こちらの帯は、岩下恵美佳さんの作、やはり、着物を着る女性の染めた帯だと感じます。

2016.10.22
Saturday

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写真は、丸帯を半幅帯に仕立てたものです。色無地に雪持ち笹の意匠が、これからの季節にピッタリですよね。丸帯の半幅帯は、ちょとしたパーティーから、レストランウェディングまで対応出来る優れものです。海外旅行の旅先で締めても、素敵ですよね!半幅帯ですので、前で結んで後ろに回すだけなので、帯結びが苦手な方にも、安心の一本になると思います。oteshioのオリジナル帯として、ご紹介していますが、もし、古着屋さんで見つけたら、掘り出しものですよ。

2016.10.21
Friday

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寒いですねー。昨日は、雪が降りました。秋は、何処かに行ってしまったみたいです。
さて、来月の「あいおもい・東京」展まで、少し時間が出来ましたので、着物の生地の事や基本的な事に付いて、お話をしたいな。と思います。今日は、地紋の事。ここでお話をする地紋とは、布に織りだした模様の事。写真は、乱菊の地紋の上から鮫小紋を染めた江戸小紋。地紋の上から江戸小紋を染める。とても贅沢なことですよね。実は、最近は江戸小紋といってもプリンターで染めている物もあり、なかなか分かりづらいですが、地紋の上からは、プリンターでは奇麗に染まりません。見分け方の一つとして、地紋のある生地の江戸小紋は手染めになります。oteshioでは、本物にこだわっていますので、本物の江戸小紋を皆様に見て頂きたいと思っています。

2016.10.20
Thursday

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今日は、雨、みぞれのような雨が降っています。こちらは、いよいよ雪の準備です。来月24/25/26日、銀座「うとうと」さんにて、3回目の「あいおもい・東京」展を開催いたします。DMが出来上がってきました。モデルさんは、oteshioの大切なお客様。お顔をお見せ出来ないのが、とっても残念ですが、本当に素敵な方なのです。着物は、無地の濃い深緑でリング糸を使った手織の珍しい大島紬になります。とても、織りずらい糸なので、希少性の高い大島紬になりますが、無地ならではの風合いと質感がなんとも言えず、贅沢です。今回の展示会でも何点か、ご紹介出来ると思いますので楽しみにして下さい。

DMを必要な方は、contactページよりご連絡下さい。よろしくお願いします。

2016.10.19
Wednesday

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先週「江戸小紋と大島紬展」無事に終わりました。ご来店くださった皆様、ありがとうございます。やはり、今回は、本藍染めの江戸小紋が素敵でした。
本藍染とは、藍染めも色々ありますが、今回ご紹介した藍染めの江戸小紋は、一本、一本、藍瓶に24回、手作業で染めた物です。色は留紺です(これ以上、藍には染まらない色です)でも、よく見ると絹の素材で、色がそれぞれ違います。本当に丁寧に作られた小紋です。同じ物はございません。次回は、東京の「うとうと」さんでの展示会「あいおもい・東京展」でご紹介したいと思います。楽しみにして下さい。

2016.10.12
Wednesday

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いよいよ、今週の金曜日(14日)から「江戸小紋と大島紬展」になります。その中で今日は、「大島紬」のお話を・・・大島紬と言っても、色々な物があります。今回の展示会でお勧めなのが、無地の大島紬。写真は、濃い深緑色の大島紬に岩下江美佳さんが染めた、江戸更紗の名古屋帯になります。無地の大島紬は、帯しだいで色々に着る事が出来て本当に便利なもの。私でしたら、一枚だけ紬を誂えるとしたら、大島紬の無地をお勧めします!なかなか見る事の出来ない紬をこの機会にぜひ、ご覧下さい。