沖縄の琉球絣に付いてお話をしたいと思います。写真は、沖縄の南風原（はえばる）の丸正織物で織られている琉球絣の着物地です。バテックの帯と合わせてみました。絣とは、先に染め分けた縦糸と横糸で模様を表す技法のこと。文字に書くと簡単ですが、実際には、糸を染めるところと染めないところを括（くくる）る作業や機（はた）にかけて織る作業など本当に気が遠くなるような作業をへて手元に届きます。写真の絣も手の込んだものですね。４月の銀座「うとうと」さんと５月のoteshioの展示会でも、皆様に琉球絣をご紹介致します。丸正織物の大城さんも展示会にいらして下さいますので、本場のお話を実際に聞いて琉球絣の素敵さを感じて頂ければと思います。

今日の札幌は、一日中雪・雪・雪でしたね。もうそろそろ、白は飽きてきました。奇麗な色が見たいですね。そうなると、沖縄の紅型作家の宜保聡さんの帯が見たくなりました（笑）今年も、５月に札幌のoteshioで「紅型と琉球絣」の展示会を企画しています。でも、その前に４月２１日から銀座で開催する「あいおもい・東京展」にも紅型の宜保さんと琉球絣の大城さんが参加して下さる事になりました。それはそれは、楽しい展示会になる事間違い無し！！です。御本人達も在展予定ですので、ぜひ、よろしくお願いします。今からとっても楽しみです。早く！春になって欲しいですね。

今月、15日から始まる「nunoteshio vol.14」では、ラオスの布もoteshioにやって来る予定です。
写真の布は、どちらもラオスのもの。左側がシルクで右側はシルクと綿になります。ラオス独特の織柄が綺麗ですね。着物のショールにしても素敵です。もちろん私達は、洋服の時はストールとして使ったり、スカートにする事もありますし、インテリアとしてソファーに掛けたり、壁に掛けてタペストリーにすることも・・布好きには、たまらない展示会です。今回も岡崎さんが、愛情一杯で集めてきた布を皆さんで愛でたいと思います。15日は、火曜日ですが、oteshioは休まず、展示会初日となります。岡崎さんは、１８日・１９日と在展予定です。皆様のお越しを心よりお待ちしています。