今回は、札幌の円山にある、とってもお洒落なセレクトショップ [ zee ](ゼー)さんで、「初めてのおあつらえ展」を開催する事となりました。
前に洋服の仕事をしていたせいか、ワンピースを着るように着物を着てほしいと思っていました。それも出来ればご自分のサイズのご自分の着物を。おあつらえ(お誂え)とは、注文して作らせたものの事。自分のサイズにあった着物のお仕立てをしたい方、それはどこでお願いしたら良いかわからない方、着物屋さんには何故か?行きたくない方、洋服感覚で普段の着物を選びたい方、などなど、着物にはとても興味があるけれど、入口がなかなか見つからない方に 2月11/12日の2日間、お洒落なzeeさんと一緒に提案したいと思います。
よく、皆様にoteshioさんは「運が良いですねー」と、言われますが、昔から特別「運」はそんなに良くはありませんでした。でも、今から6年前、21歳で真っ黒な猫が亡くなってしまってしばらくは、もう猫はいいかなぁ・・と、思っていたのですが、やっぱりまた猫が飼いたくなり、だからと言って、沢山の猫の中から選ぶ事が出来ないので、ぽろっと、私の手の中に猫が来ないかなぁ〜て、ぼんやり思っていました。そんな時、ピラティスの先生が、コハゼを拾って真っ先に私に連絡をくれたのです。最初に見た時は、本当に小さくて頼りない仔だったのですが、今ではoteshioの店長を務め皆さんに可愛がってもらって本当に良い子 です。そんなコハゼを見るたびに「もしかして私って、運が良いかも・・」と、少しは思えるようになりました。
京都のきねやさんから、可愛い帯揚げが入ってきました。帯揚げは、以外と着物のコーディネートのキモです。もちろん、帯締・三分紐・帯留めも大切な道具ですが、帯揚げは、帯枕を隠すだけではなく、着物と帯の色のつなぎ役にもなります。写真の新作の帯揚げですが、葉っぱのような柄がぼかしになって付いています。以外と邪魔にならずに可愛く帯びから覗いてくれそうです。無地の帯揚げが基本ですが、たまには、柄物も楽しいです。特にアンティークの着物やプチプラ着物・帯の方は、着物や帯に比べて帯締・帯揚げの方が値段が高くなったりもしますが、小物を新しくすると、昭和ぽい着こなしが、今ぽい着こなしになるから不思議です(笑)ぜひ、お試し下さい。
今日の札幌は、ものすごく寒いですねー。昨日は、力仕事があったので洋服でしたが、今日は、お着物で出勤しました。寒い時は、中に沢山着る事が出来る着物が一番いいですね!着物は、男物の藍大島紬で、帯はカンタの名古屋帯。帯揚げは、藤紫と空色の振り分けで帯留めは、トンボ玉に灰色の二分紐です。まだ、藍色や紺色を着ていると安心するので、本が出版されるまでは、しばらく続きそうです(笑)雨の日と違って、雪の日は、コートについた雪を払うだけで濡れないのでいいですよね。冷えているので、雪の結晶がキラキラと舞って奇麗です(かなり寒いですけれど)・・さて、明日の着物と帯は、何を着ましょうか?
京都・きねやさんの和装小物展 11日から開催です。綺麗な色の帯締め・帯揚げと三分紐・帯留・足袋もご用意しています。雪の白も綺麗ですけれど、絹の綺麗な色を見ていると、幸せな気持ちになりますね。色は、意外と気持ちと繋がっていますので、お腹の空いている時に買い物に行くと、何故かオレンジ色や茶色が気になったり(笑)昨年1年間、私は紺色の着物・服ばかりを着ていたのですが、それは多分、仕事(本)をキチンとしなければという思いが、色に表れたのでは?と思います。だから、好きな色が変わったりした時は、ちょっとご自分の気持ちに聞いてみて、帯締めや帯揚げで色を足し込のも楽しい事です。色を上手に使って、気持ちにそった着こなしをしていきたいですね。